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理事長挨拶

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理事長からのメッセージ

令和3年1月

一般社団法人 日本臨床精神神経薬理学会(JSCNP)理事長として、一言ご挨拶を申し上げます。

 

2021年1月8日に開催された理事会にて染矢俊幸理事長の後任として10代目理事長に選出されました。2022年11月4日〜6日に東京にて開催予定の第32回年会終了時までの任期中、渡邊衡一郎副理事長や理事・評議員・会員の先生方と協力して、学会発展のために全力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

JSCNPは「臨床精神神経薬理学を発展させ、精神科薬物療法を向上させる」という目的を掲げ、1991年11月10日、福島県立医科大学にて第一回臨床精神神経薬理研究会(19演題)としてスタートしました。1994年に「臨床精神神経薬理学会」に、1995年には「日本臨床精神神経薬理学会」へと名称変更され、2010年には一般社団法人となり、現在会員数は1500名を超えています。また、多くの精神医学分野の教授、多数の優秀な研究者も輩出してきますし、なにより、エネルギッシュな若い世代が着実に育っております。

 

臨床精神神経薬理学は「精神神経系領域の臨床薬理学、すなわち、適切な対象群に適切な薬剤を適切な量および方法で投与する合理的薬物療法のあり方を科学的に追及する学問領域」です。精神科薬物治療をbrush upするために本学会で扱われるtopicsは、精神科薬物治療に関連する薬物動態学、薬力学、genome薬理学、薬物治療アルゴリズム、薬物相互作用、有害事象、向精神薬の開発治験など様々ですが、今後の学会の活動として、それらを支える関連学会および関連領域との連携が必須と考えます。

 

学会の主な活動としては、年会開催、臨床精神神経薬理学専門医の教育と認定、各年の最優秀論文に対するPaul Janssen賞の授与、海外研修制度、機関誌 Clinical Neuropsychopharmacology and Therapeutics (CNPT)の発行などがあげられます。

 

学会の教育機能も充実してきており、臨床精神神経薬理学セミナー、臨床精神薬理教育セミナーは毎回、臨床に役立つテーマを取り扱っておりますし、今後は更にe-learningやonline 講習会など、教育コンテンツの充実をさせていく予定です。また、学会の発行する「臨床精神神経薬理学テキスト」は版を重ね、2021年3月に「専門医のための臨床精神神経薬理学テキスト」として改訂出版の予定です。

 

何卒、皆様のご支援、ご協力をお願いいたしたく存じます。

 


一般社団法人 日本臨床精神神経薬理学会 理事長
獨協医科大学精神神経医学講座 主任教授
下田和孝
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