過去の受賞論文
2005年度ポールヤンセン賞受賞演題
2005年度 ポール・ヤンセン賞4演題、および学会奨励賞8演題が「第15回日本臨床精神神経薬理学会」において決定されました。
受賞者の皆様、おめでとうございます 。
ポール・ヤンセン賞4演題
1)統合失調症分野
統合失調同一患者におけるリスペリドンとオランザピン治療における耐糖能比較試験
佐藤靖1、2、古郡規雄1、中神卓1、3、斉藤まなぶ1、4、古郡華子4、兼子直1
1.弘前大学医学部神経精神医学講座 2.大館市立総合病院 3.弘前愛成会病院 4.黒石あけぼの病院
2)気分障害・不安障害分野
パニック障害患者の初期治療反応性とparoxetine血中濃度の関係
渡邊崇1、上田幹人1、2、 佐伯吉規1、廣兼元太2、森田幸代2、大川匡子2、秋山一文1、 下田和孝1
1.獨協医科大学精神神経医学教室 2.滋賀医科大学精神医学講座
3)薬理遺伝分野
統合失調症における長期予後とドパミン関連遺伝子多型の関係について
古郡 規雄1、岩島 久美子1、斉藤 まなぶ1,2、金田 絢子1,2、中神 卓1,3、兼子 直1
1.弘前大学医学部神経精神医学講座 2.黒石あけぼの病院 3.弘前愛成会病院
学会奨励賞8演題
1)統合失調症分野
高プロラクチン血症と骨密度 -統合失調症男性患者における調査-
岸本泰士郎1,2、渡邊衡一郎2、後藤晶子2,3、島田直樹4、牧田和也5、八木剛平6、鹿島晴雄2
1.大泉病院 2.慶應義塾大学医学部精神神経科学教室 3.鶴が丘病院 4.慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室 5.慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 6.翠星ヒーリングセンター
セロトニン2A受容体遺伝子(HTR2A)T102C多型と統合失調症の陰性症状:リスペリドン単剤治療下でのPANSS陰性症状評価尺度を用いた関連解析
鈴木竜世*、西山毅* 、山之内芳雄*、北島剛司* 、池田匡志**、木下葉子*、岸太郎*、尾崎紀夫**、岩田仲生*
*藤田保健衛生大学医学部・精神医学教室 **名古屋大学大学院・医学系研究科 精神医学分野
大うつ病性障害に対するparoxetine単独治療とparoxetine+sulpiride併用治療の効果比較:無作為割付オープン試験 (最終報告)
内田裕之1,2,3、竹内啓善1,2,3、野村健介1、鈴木健文1、田亮介1、高野晴成1、渡邊衡一郎1,2、鹿島晴雄1
1.慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 2.大泉病院 3.あさか台メンタルクリニック
3)薬理遺伝分野
ノルアドレナリントランスポーター(NAT)遺伝子多型と血中MHPG、HVA濃度およびrisperidoneへの反応性
吉村玲児、新開隆弘、柿原慎吾、新開浩二、松本知万、加治恭子、後藤牧子、三苫正恵、上田展久、中村 純
産業医科大学精神医学教室
セロトニン受容体及びcytochromeP450 2D6遺伝子多型の組み合わせによるfluvoxamineの副作用予測
鈴木雄太郎、澤村一司、須貝拓朗、福井直樹、染矢俊幸
新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野
4)その他
健常者での血中BDNF, MHPG, HVA濃度とストレスとの関連
三苫正恵、吉村玲児、宇都宮健輔、堀 輝、中野雄一郎、辻 尚志郎、新開浩二、上田展久、中村 純
産業医科大学精神医学教室
代謝動態学的側面からみたバルプロ酸徐放剤の安全性 - 単回投与時の従来剤と徐放剤の代謝動態の比較 -
永井五洋1、小野真吾2、三原一雄1、近藤毅1
1.琉球大学・精神病態医学分野 2.帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科